3月2日の日曜日、自宅に佐藤英明先生からお電話がかかってきました。JRDがISIに登録され、インパクト・ファクターが付くことになったというお電話でした。お話しぶりからも佐藤先生の興奮と喜びが伝わり、私も大変嬉しく、胸が躍るような気持ちになりました。インパクト・ファクターの獲得については、歴代の編集委員長や関係者が努力されてきており、また会員全ての願いであったと思います。その長年の願いが、佐藤先生の精力的な働きかけにより実現したことは大変素晴らしく、先生には改めて深く感謝申し上げたいと思います。
4月からその佐藤英明前編集委員長の後を引き継いで、本誌の編集委員長を担当することになりました。このような状況の中で編集作業をスタートできることを大変嬉しく思うとともに、責任も痛感しております。しかし、強力なサポーティング・スタッフや編集委員、さらに会員の皆様方のご協力により、JRDがより充実した学術誌となるものと信じています。今期の副編集委員長は眞鍋昇先生、編集幹事は長嶋比呂志先生(和文編集)、大蔵聡先生(電子出版)、山内啓太郎先生(編集事務)にお願いしました。質の高い総説を多数掲載することが引用件数を増やす有効な手段と考えられます。海外の研究者も含めて総説の執筆依頼を、眞鍋先生を中心にお願いすることになりました。JRDは和文ページが充実していることが特長の一つで、毎号記事を読むのを楽しみにされている方も多いのではないかと思います。それらの記事の収集には編集委員の方々に大変ご苦労をおかけしておりますが、各層の会員への情報提供としても和文ページの果たす役割は益々大きくなってきており、長嶋先生にその編集を担っていただくことになりました。広報委員会のご努力によりホームページが大変充実してきておりますが、ホームページへの情報のタイムリーな掲載、さらにオンラインでの投稿や審査による編集作業の迅速化の検討を、大蔵先生、山内先生に対応していただくことになっています。広報委員会ばかりではなく、学術集会等検討委員会、若手奨励検討委員会も学会の活性化に向けて様々な施策を打ち出してきておりますので、それらの委員会とも緊密に連絡をとって、各種の情報を誌面に反映させることができればと考えています。
JRDは既にJ-STAGEを介してインターネット上に電子ジャーナルとして全文公開されていますし、昨年9月にはJSTリンクセンターを介してCrossRefにもリンクされ、他の電子ジャーナルやデータベースとの相互リンクが張られていますので、例えば引用文献等にも直接アクセスすることが可能となっています。さらに、PubMedにも掲載されるよう、申請の手続きを行っています。外国人編集委員の方々にも、従来に増して編集に関わっていただけるようにしていきたいと考えています。世界に向けて大きく窓が開かれようとしていますが、それは同時に定期の確実な発行を求められることにもなり、例えばISIには今後発行月の20日までにはJRDを発送していかなければなりません。そのためにも、論文の積極的なご投稿を是非よろしくお願いいたします。
JRDは、1955年に創刊された「家畜繁殖研究会誌」を出発点として、来年には第50卷となります。伝統ある国内誌としての役割を果たしつつ、国際誌として一層発展することができるよう努力していきたいと考えていますので、会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。